研究テーマとゼミ
・研究テーマは1人1つ。4〜5月までにテーマの詳細を決めて早期に卒研始動!・サブゼミ:週に1回、4つのグループ毎に進捗状況や詳細の相談をします。
・全体ゼミ:週に1回、数人が学会発表形式で研究の背景や目的を含めて、分かりやすく自分の研究を紹介してもらいます(概ね、春学期、秋学期にそれぞれ各自2回発表してもらっています)。
・個別指導:迷ったら先ずは相談しましょう(研究室のメンバはアポイント不要です)。
研究環境・資源
学生は1人1台のPCと、1〜2台のワークステーション、デュアル・ディスプレイが使えます。 前身の研究室から脈々と受け継ぎ、改良を重ねてきたシミュレーション体系が大きな財産です。 研究室に配属後はこれらのシミュレーションを先ずは「使える」ようになってもらうところからスタートです:・炉心解析:商用炉と同じ手法で炉心を設計します(国内唯一)。
・燃料ふるまい解析:事故耐性燃料の実用化に向けて開発中。
・福島シミュレーション:実機フルスケールの実際の事故を再現します(国内唯一)。
・粒子法(MPS法):今後注目の新手法としてIAEAでも紹介されました。
・並列計算機(例):Intel Xeon Gold 6238×308 cores, Intel Xeon Platinum 8380×160 cores, NVIDIA A100-80 GB x2



研究室の方針・ルール・目標
・Flexibility & Responsibilityが研究室のモットーです。先ずは相談しながら柔軟に考えて決めましょう。一度決めたことは責任を持って実行しましょう。
・「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)をしっかりやる。
・基本的にはこれらができている学生は全力でサポートします。
コアタイムは設定していませんが、論文の執筆時等、一人で集中したいとき等を除いて研究を進めるには日常的に様々なコミュニケーションが頻繁に必要になるので研究は研究室でとしています。
主な目標
・B4の2〜3月:原子力学会の学生発表会で奨励賞/優秀賞を獲得する【全員】!
・M1〜M2夏:国際会議で査読付論文(proceedings paper)を発表する【全員】!
・M2夏以降:学術論文誌に査読付論文(journal paper)を発表する(任意)!
以下のような学生向けです
・原子力発電概論(春学期)/原子力理工学概論(秋学期)が面白かった。
・エネルギー、環境問題、原子力に関心がある。
・福島の廃炉問題の解決に活躍して社会に貢献したい。
・シミュレーション/プログラミング技術を身に着けたい(勉強は研究室配属後でOK)。
・将来、博士号を取得することに関心がある(原子力は博士の活躍の場が多いです)。
・電力、重工業、原子力の研究機関や規制に関心がある。
・将来、国際機関や海外で活躍したい。
・ちゃんと先輩を頼ることができる/後輩の面倒をみることができる。
・バーベキューは嫌いじゃない。