研究テーマとゼミ
●研究テーマは1人1つ。4〜5月までにテーマの詳細を決めて早期に卒研始動!●サブゼミ:週に1回、4つのグループ毎に進捗状況や詳細の相談をします。
●全体ゼミ:週に1回、数人が学会発表形式で研究の背景や目的を含めて、分かりやすく自分の研究を紹介してもらいます(概ね、春学期、秋学期にそれぞれ各自2回発表してもらっています)。初回の発表は「専門用語禁止」です。自分の研究の必要性や目的を専門用語を使わずに説明するのはなかなか難しいですが良い勉強になります。
●個別指導:迷ったら先ずは相談しましょう(研究室のメンバはアポイント不要です)。
●成果目標
・B4の冬:学会の学生発表会で学会デビュー!
・M1〜M2:国際会議で査読付論文(Proceedings)発表
・M2以上:学術論文誌(Journal paper)に挑戦
研究環境・資源
学生は1人1台のPCと、1〜2台のワークステーション、デュアル・ディスプレイが使えます。 歴代の先輩たちから脈々と受け継ぎ、改良を重ねてきたシミュレーション体系が大きな財産です。 研究室に配属後はこれらのシミュレーションを先ずは「使える」ようになってもらうところからスタートです:・炉心解析:商用炉と同様な炉心をフルスケールでシミュレーション・設計します。
・燃料ふるまい解析:商用炉に装荷する新型燃料棒内部の温度、圧力、機械的な負荷を計算します。
・福島シミュレーション:実機フルスケールの実際の事故を再現します。
・粒子法(MPS法):溶融物が停止するまでの「流れ」を解析・可視化します。
・並列計算機(例):NVIDIA A100-80 GB x2, Intel Xeon Platinum 8380×320 cores, Intel Xeon Gold 6526Y×64 cores
よくある質問(FAQ)
(Q)事前にどのような勉強が必要でしょうか?プログラミングは?
(A)事前に特別な勉強は不要です。原子力発電概論(春)や原子力理工学概論(秋)を履修しておくと原子力のイメージが湧くと思います。ほとんどの学生が「プログラムを走らせてみる」ことから始まって、卒研を進めながら必要に応じて先輩に教えてもらう、というイメージです。研究テーマ(グループ)によってプログラミングの必要性も異なります:粒子法グループ > 燃料安全・炉心設計グループ > 事故解析グループ
(Q)コアタイムはありますか?研究室のルールは?
(A)コアタイムや特別なルールは設定していません。但し、論文の執筆時等、一人で集中したいときを除いて研究を進めるには日常的に様々なコミュニケーションが頻繁に必要になるので研究は研究室でとしています。皆さん個人の事情は尊重しつつ、皆さんそれぞれが最大限にその能力を発揮して成果をあげながら、それぞれができることで研究室に貢献してくれることを期待しています。
(Q)卒業後の進路は?
(A)当研究室のテーマは原子力分野においてメーカー、電力、規制、研究機関が実際に業務として取り組んでいる技術・研究開発に直結しているのが特徴です:
・メーカー(例):燃料設計、炉心設計、プラント設計
・電力(例):炉心運用計画策定、プラント事故対策の有効性評価
・規制(例):燃料・炉心安全評価、プラント安全・事故対策の有効性評価
・研究機関(例):炉物理、伝熱流動、計算科学(数値シミュレーション)、材料科学、構造力学
これらを研究室の研究活動を通じて「やってみたら〜だった」という感覚をつかみながら、その後の進路(メーカー、電力、規制、コンサル、博士後期課程、研究機関、全然違う分野)を考えることができるのが当研究室の良いところではないかと思います。詳細はこちらもごらんください。
以下のような学生向けです
・原子力発電概論(春学期)/原子力理工学概論(秋学期)が面白かった。
・原子力は初めてだけど関心がある(物理等の基礎的な理解があれば予備知識は不要です)。
・プログラミングはちょっと苦手〜スキルを身に着けたい(勉強は研究室配属後でOK)
・メーカー、電力、規制、研究機関が実際に業務で取り組んでいる内容に近いテーマを研究したい。
・ちゃんと先輩を頼ることができる/後輩の面倒をみることができる。
・バーベキューは嫌いじゃない。
